ポジティブでないとだめ?ネガティブ感情は持ってはいけない?

そう考える必要はありません。

人間の感情のほとんどは、刺激を処理する大脳辺縁系(リンボックシステム)という、脳の奥深くにある領域から生じます。そのリンボックシステムが脳の前側にある前頭前野と呼ばれるところに信号を送ります。そこで、意識的な思考を処理し、感情を処理して、ポジティブまたはネガティブな感情を表現する方法を理解します。

前頭前野の右側は幸せでない事を処理している時に活発になり、左側は幸せを処理するときに活発になります。

古い考え方では、かつてネガティブな感情を軽減することで、ポジティブな感情を増やすことができると考えられていました。ネガティブな感情を取り除く実験を行った結果、残ったのは空の感情でした。

今でもそう考える方が多いかもしれません。でもそれは誤った考え方です。

ポジティブとネガティブの両方が高くても低くても構わないのです。

大事なことは、ポジティブな感情とネガティブな感情を離して考え、正味の幸福を高める戦略を考えることを学ばなければなりません。

自分自身の状態と、ポジティブやネガティブの感情がどのように発生するかを理解したら、それをもとに自分の目標や結果に向けて行動を修正する上で進歩できるのです。

それを理解し、自分自身を客観的に見ることができたら、自分のパターンを理解し、強みと弱みを理解でき、影響する感情を自分自身から切り離して考えることができ、改善したいところを理解することが可能になるのです。

参考資料:ハーバードX 幸福の管理オンラインコース